腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎(背骨の中の腰の部分)同士の間にあり、クッションの役割をする椎間板という軟骨が変形する疾患です。椎間板の中にある髄核と呼ばれる”餡”が飛び出て、後方の脊柱管を通る神経を圧迫し、腰部の痛みや痺れを引き起こします。

腰椎周りを通る神経は、太ももやふくらはぎ、足の先までつながっているので、坐骨神経痛という腰から足へかけての痛みを引き起こすことも多いです。

私は少し前まで軽い坐骨神経痛があり、自分自身が軽いヘルニアなのではないかと考えていました(私が通った整形外科でははっきりしたことはわかりませんでした)。一度ヘルニアになってしまうと手術する以外に治す方法がないと思っており、暗い気持ちになっていたのですが、実はそうではなく自然治癒することもあるようです。

例えば、ある整形外科のサイトには以下の様な記述があります。

以前はヘルニアは引っ込まないと考えられていました。しかし、近年MRIで経過を観察していますと、中には出っ張った部分がなくなったり縮んだりする場合もあることがわかってきました。また、手術を受けた患者さんと、受けなかった方を比べた研究報告があります。 1年後では手術を受けたほうが良い成績でしたが、4年後にはほとんど差がなくなったというものです。ですから椎間板ヘルニアは、もちろん例外もありますが、数年の間には治ってしまうといえます。
(http://www.iwai.com/disease/helnia.html)

このように、ヘルニアは自然治癒するという見解を持っている整形外科医もいるようです。

私がこのことを知ったのはわりと最近なのですが、これでしっくりきたことが一つあります。それまで、腰痛改善について書かれた本や、腰痛改善のためのDVD教材などでヘルニアも完治すると言っているのはウソなのではないかと少し疑っていたのですが、私なりに完治するメカニズムについて納得することができたのです。

つまり、ヘルニアというのは人間が持つ自然治癒力で治るものであるということを認めると、以下のように理解できます。

放置している場合、生活習慣などを改めれば数年で治ることがある。

本やDVD教材で紹介されている腰痛エクササイズを正しく行えば、自然治癒をサポートし、加速することができる。その結果、数週間から数カ月といった短期間で痛みや痺れが消える。

この理解が正しいのかはわかりませんが、私自身の実体験としても今現在は坐骨神経痛はなくなっており、これは生活習慣を改めたり、ストレッチやエクササイズを行なったりしていたので、それにより自然治癒がスムーズに進み、神経の圧迫が軽減したのではないかと感じています。

なお、腰痛改善エクササイズについて書かれたオススメ本については、本ブログの以下の記事が参考になると思います。

お金をかけずに自宅で自分で腰痛を治療する方法

また、オススメのDVD教材については、以下の記事が参考になると思います。少しお金はかかりますが、本よりはDVD教材のほうが効果があり、よりオススメです。

少しお金をかけて自宅で自分で腰痛を治療する方法(1)