日本整形外科学会、日本腰痛学会では、発症から3ヶ月以上続く腰痛を慢性腰痛と定義しています。

症状や原因は様々で、脊椎、神経、内臓、血管に由来するものと心因性のものの5つに大別されます。整形外科などの病院での診断で原因が明らかになるもの(腫瘍、感染症、外傷、椎間板ヘルニア、分離症・すべり症、脊柱管狭窄症など)と病院での診断では原因が明らかにならないものがあり、後者を非特異的腰痛と呼びます。

本サイトでは、特に3ヶ月以上続く非特異的腰痛を慢性腰痛と呼んでいます(接骨院や整体院、書籍、腰痛治療DVD教材などでもこのような用語使いが多いと思います)。症状としては、コリ、ハリ、違和感や重く鈍い痛みが続きます。右か左の片側だけが痛むケースも多いです。

また、腰部筋筋膜症とは、腰の筋肉や筋膜(筋肉を包む膜)の炎症で、慢性腰痛と同様にコリ、ハリ、違和感、重く鈍い痛みがあります。

慢性腰痛の原因としては、骨盤や腰椎の歪みなどにより腰周りの神経や血管が圧迫されたり、筋肉が炎症を起こしたりすることが考えられています。また、腰部筋筋膜症の原因としては、腰周りに負荷がかかり、筋肉や筋膜が疲労して炎症を起こすことが考えられています。

そして、いずれも不自然な姿勢や生活習慣に起因すると考えられています。特に、不自然な姿勢や生活習慣が続く場合、筋肉の緊張が続き、筋肉が硬くなってしまいます。その結果、身体の歪みや神経・血管の圧迫、筋肉への負荷がより大きくなり、さらに腰痛が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。

慢性腰痛(非特異的なもの)と腰部筋筋膜症は、子育て中に発症したり、悪化したりする可能性が高く、育児と最も関連が深い腰痛だと思います。